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| 所在地 上京区 |
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| 選定番号 第4−004号 |
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| 推薦理由(抜粋) 空き家から貸しギャラリー兼イベントスペースとして再生され、「美しい“美”の京都がここにある」という思いをこめ命名された。座敷部分は江戸時代に遡ると考えられる京町家であり、隣接する寺院の山門と連続した良好な景観を形成している。 認定番号
第259号 認定理由 西陣地域の上京区安楽小路町に所在する。町名は平安後期に藤原基頼が持仏堂として安楽光院を建立したことに由来する。文明9年(1477)に尼門跡の光照院が移転し、be京都は境内の南東に接する。天明8年(1788)に天明の大火によって光照院は焼失し、翌年再建されている。 建物は表屋造形式をとる。東側の通りに面して正面を向ける2階建で、南側に背面に建つ長屋への路地がとられている。居住棟の1階部分は最も古く、2室の8畳間を設ける。奥庭に面する奥の部屋は座敷に当たり、北側面に床と、違い棚を持つ床脇を備える。この2室には入側の機能を果たす畳廊下がつくられる。2室の天井は繋がっており、部屋境に竹の節欄間が設けられる。欄間と床脇部分には1尺半のずれがある。一続きの空間を竹の節欄間で区切る形式は寺院の方丈などに見られるものである。手前の8畳間の押入内壁からは文政13年(1830)の年記のある紙片が見つかっている。部材の古さからも寺院建築に由来する近世に遡る遺構である可能性が推測される。 居住棟の2階は4室からなり、北西室には床と床脇が残る。閉鎖登記簿では明治43年(1910)に登記され木造2階建の建物が確認できる。2階は部材から同時期に遡る可能性が高い。表屋部分は本2階に近い階高を有し、2階は中央部分が吹抜けとなっている。聞取りでは建具商が営業していた時期があるとされ、商品置場とした可能性が推測される。詳細は不明だが、明治末に遡る遺構と判断しておきたい。表屋と居住棟の間には屋根が架けられ、北側壁面には縦方向に桟がはめられている。これは壁面を保護する形式に類似し、貯蔵の空間であったことが推測される。平成18年(2006)には、ギャラリーとして活用するために、2階に小窓を開け1階を格子を嵌めるなど、ファサードの改修がなされた。 座敷部分は近世に遡ると推測される建物で、各時代に増改築を行いながら継承されてきた。西陣地域に残る、特徴的な歴史的重層性を示す町家として重要である。 ホームページリンク: be京都のホームページはこちら(外部リンク) |
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